スガハラの器をお使いいただいているレストラン案内 vol.70



中国料理 文菜華


千葉県柏市東上町2-2
04-7164-5211

Lunch 11:30~14:30(L.O.14:00)
Dinner 17:30~23:00(L.O.22:00)
月曜休(祝日の場合は翌火曜休)


http://bunsaika.com/



中国料理 文菜華さんは、広東料理を学んだのち、タイへと渡り中国古来の技法、調味料についても研鑽をつまれた
渡辺展久シェフが、地元柏に7年前にオープンされたお店です。
「醤の達人」とも呼ばれるシェフによる、独創的な洗練された中国料理を味わわせていただきました。



その日使用される食材を盛り合わせたワゴン。
秋の実りが満載です。



木の葉のような花びらのような、植物の柔らかな曲線を表現したラフィネには、茨城産の豚肩ロースの叉焼と豚バラ肉を真っ黒になるまで焼いてカリカリとした皮目の食感をシンプルな塩味で楽しむ楽しむクリスピー焼きが盛り込まれて・・・


器・ラフィネ/RFN-220T


北寄貝の湯引きはスポーラのくぼみに氷とともに盛られて・・・
二十日大根は自家菜園でとれたものだそうです。
こちらは豆鼓、唐辛子、フライドガーリックなどを合わせた辛味たれでいただきました。


器・スポーラ/SP-215


前菜はこのように銘々に盛り合わせていただきます。
帆立貝のパン粉揚げは、金木犀のお茶の香りとともに
金木犀のはちみつ漬けのジャムを添えていただきました。



柏市は青梗菜の生産日本一だそう。
生でも甘みが感じられる青梗菜をサッとボイルし急冷して甘みを引き出し、ジュースにしてスープと合わせているそうです。
白きくらげと蟹肉、揚げた青梗菜の葉も添えられて、鮮やかな色と優しい甘みを楽しみました。


器・スポーラ/SP-185H


次のお料理に使われている自家製のXO醤。
金華ハムや干し貝柱などが贅沢に使われています。

器・3Dプレート/SP-100 101


つぶ貝、松茸、百合根、百合のつぼみを自家製のXO醤炒めでいただきました。ピリ辛のうまみが素材の味を引き立てます。
うきプレートのくぼみに、銀杏や紅葉の形のチップスが添えられ、紅葉の葉をプレートの下に挟んで、秋満載の演出で楽しませていただきました。

プレート・うきL/UKI-177W



名物の北京ダックは香港から取り寄せた釜で、国産の鴨を使用し、皮目がサクサクになるよう丁寧に焼き上げられます。
シェフ特製の鴨醤と合わせていただく、絶品のスペシャリテです。
内側に秋の自然をあしらったスポーラに盛りつけていただきました。

器・SP-210


高温で一気に火を通したカサゴ、ヤリイカ、才巻海老を香菜、トウガラシ、ローリエとともに炒め、五香粉を合わせた香り塩で味付けする、香港で好まれる調理法でいただきました。

プレート・ニュアンス/NAC-240GR



房総産の鮑は揚げてから昆布出汁で戻す方法で、旨みをたっぷり含んでふっくらと肉厚に柔らかく・・・
奥深い旨みをたっぷり含んだたれとともに、ご飯に乗せて味わわせていただきました。

お碗・すきや/SA-33K


お食事の締めくくりには、4種のデザートを少しずついただきました。
りんごのロゼワインコンポートとムース
金木犀茶のゼリー
マンゴープリン
ココナッツ団子
どちらもそれぞれの素材の味わいが引き立つよう、丁寧に作られたデザートでした。


お茶もたくさんの種類が用意されています。
日本では珍しい生の鉄観音茶をいただきました。

 


「美味しい料理を味わい、人生の喜びを感じてもらいたい」と
素材を吟味し作り出す醤をはじめとするオリジナルの調味料により、
一皿ごとに異なる旨み、香りを存分に引き出された季節の素材満載のお料理を堪能させていただきました。
洗練された中国料理とガラスとのマリアージュも素晴らしかったです。