ガラスの新しい可能性を追い求め、想いを込めた2025年の新コレクションをご紹介します。
数量限定の希少な休止品を紹介する、オンラインショップを公開しています。
菅原工芸硝子 / Sghr スガハラは、1932年の創業以来、90年以上に渡りガラス製品を作り続けてきた、ハンドメイドガラスのメーカーです。現在も、ガラスという素材に魅了された数十名の職人が、ベテランから若手まで日々ガラスに向き合い、ひとつひとつ丁寧に製品を作っています。
毎年新作を発表している私たちの製品の多くは、職人たちが自らデザインしています。その大きな理由は、ガラスのことを知り尽くしている職人だからこそ、その魅力を最大限に引き出せると考えているからです。
また、完全な手作業の中で、一定の品質、スペックを保つことは大変難しく、熟練した技術や多くの経験が必要です。天然の素材であるがゆえに、刻々と変化するガラスの状態を適切に見極めることで、ようやくひとつのガラス製品ができあがります。
ガラスとは、天然の砂を約1400度の高温で煮たのち、冷えて固まった状態を言います。そしてガラスの大きな特徴は、再度高温で熱すると元の水飴状に戻るということ。とてもサスティナブルな素材なのです。
また、天然の素材が故に、様々な個性が生まれます。時にその個性が原因で正規品にならないことや、製品を作る「タネ(溶けたガラス)」として使えないこともあります。それらを一期一会の色、気泡やすじといったものを、むしろ製品の表情やデザインとして捉えていく。そうしたコレクションを数多く発表しています。
このようにガラスという天然資源を大切に循環させていくことも、私たちの使命のひとつだと考えています。
菅原工芸硝子の歴史のなかには、原材料が手に入らなくなったことや、品質を保ちながら安定生産することが難しくなったなどの理由により、製造できなくなった製品があります。
それらは希少な「休止品」として保管されていますが、製品の背景や物語はそれぞれにあり、また時代の変化によるあらたな価値の発見もあります。
これらの希少な休止製品の数々を、特別サイトにて再公開、販売しています。
ガラス製品の製造で培った技法や技術、そこから生まれたガラスのさまざまな表情。これらを建築・空間デザインの領域において、ユニークなガラス建材としてご提案します。
タイル、シェード、インテリアアクセサリーなど。私たちだからできる、ガラス素材の可能性を拓いていきます。
雄大な太平洋に面し、長く大きな海岸線がどこまでも広がる千葉九十九里。ここに、私たちの製品が生まれる工房があります。
ここでは、職人たちが日々ガラスと向き合い、製品を作り出している「ガラスの現場」を見学していただけます。また実際に手を動かして、ガラス制作を体験していただくことも可能です。
敷地内には、私たちの製品を一堂にご覧いただけるファクトリーショップ、こだわりのメニューを Sghr の器で楽しめるカフェが併設され、Sghr の世界観をまるごと楽しんでいただけます。私たちの工房へ、ぜひお越しください。
菅原工芸硝子では、ガラス職人だけでなく、職人を支える職人として仕上げ加工などをするスタッフ、千葉九十九里の工房から全国そして世界中に製品を届けるための物流や梱包を担当するスタッフ、直営店にてお客さまと日々接するショップスタッフなど、多くのメンバーが働いています。
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