旬の食材を美味しくいただくと、心とからだにしっかりとした幸せが広がるのを感じます。シンプルであり力強い味わいと歯ごたえ、ビッと新鮮な見た目。季節、自然のリズムと心身がピタリと重なり合う、そんな感動すら覚えます。ガラスの器で愉しむ、旬の料理帖。今回は秋の旬の食材を用いました。

柿とざくろのサラダ

牡蠣ポン酢

秋、柿の実がなっている光景を見ると季節のなかにいることを実感します。同じく旬のざくろ、チーズと合わせてサラダにして旬を味わいます。そして牡蠣もまた晩秋から旬を迎え、ふっくらとした身に濃厚な味わいをさっぱりとしたポン酢と秋らしい紅葉おろしを添えて、シンプルにいただきます。

季節のフルーツサンド

紫芋とさつま芋のクリームチーズ添え

バニラアイスの大福とざくろソース

果実の実りが多いのも秋ならでは。柿や葡萄、キウイを贅沢に用いてフルーツサンドを作りました。小さなお子さまにも大人気。こちらも秋の風物詩のさつま芋と紫芋を２種類用いてクリームチーズを添えました。最後にまるで漆器のような金箔が付いたお椀〈かなざわ〉に、色が綺麗なざくろソースをかけた冷たいバニラアイスの大福を。