Sghr の製品はその多くが職人自らによるデザインですが、一方でさまざまなデザイナーの方々とコラボレーションして生まれた製品も少なくありません。日々ガラスに接している職人の経験や感性とは違った視点から描かれるデザインもまた、暮らしを彩り、愉しく、豊かにしてくれる可能性に満ちています。今回は、そんなデザイナーコラボレーションの製品を紹介します。
大畑友則さん・瀧ひろみさんによるデザインユニットである swith design は、使う人の心を動かす「SWITCH」になることをデザインの指針とされています。このヤムヤムカバーは、誰しもが「かわいい!」と声を上げてしまう佇まい。シュークリームカバーの他に、ショートケーキカバーと、おにぎりカバーがあります。
家具デザイナーの小泉誠さんとのコラボレーションシリーズ sim。シンプルのシンが名称の由来で、その名の通りとてもシンプルな形のグラスや器です。ですが、実際に見て手に取って使ってみると、食べる・飲むための生活道具としての奥深さが実感できます。
家電デザインを中心に、ライフとスタイルの間にあるデザインを掲げる aete が、ブランドホルダーとなって運営する、新たなものづくりのプラットホームである双円(ソウエン)。デザインを aete が、素材は Sghr が担当するガラスの他に、錫や磁器などのラインナップがあります。
コンセプトカー製作現場の職人としてキャリアを持つデザイナー小林和生さんとのコラボレーションであるトモニグラスは、ハンディキャップのある方やご高齢の方にも心豊かに暮らせる道具のあり方を考えたデザインになっています。手になじむ側面のカーブ、薄肉による軽量化、首を傾けなくても飲めて、スプーンでこぼさずに掬える9°のカットラインが特徴です。
違和感を共感に変えるインテリアプロダクトを幅広く手掛ける山田佳一朗さんと、スプーンを入れる口がシャツの襟のように開いた器をつくりました。サイズは、キング・メンズ・レディース・キッズがあり、それぞれにカラーバリエーションも豊富です。くすっと笑えるような愛らしさを食卓に。
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