スガハラのリサイクルガラス

2020年秋に誕生した製品シリーズ『Sghr Recycle』。
文字通り、今までは廃棄するしかなかったガラスの端材などを再利用し、職人の技と経験を駆使して出来上がったガラスです。
資源を無駄にせず、環境になるべく優しく、暮らしを繋いでいく。
そんな想いが込められた、シンプルで楽しいスガハラならではのリサイクルガラスを紹介します。

一期一会の“リカラー”

『Sghr Recycle』シリーズのおもしろい特徴は、作ってみなければどのような色が出てくるか分からないという点にあります。
つまり、製造ごとに色が変わる可能性があるということです。
経験豊富な職人ですら、それを予測したり、コントロールするのは難しく、だからこそ、今まで見たことのない新しいカラーが偶然生まれるかもしれません。
まさに、一期一会の“リ(Re)カラー”です。

暮らしに馴染む、シンプルなデザイン

『Sghr Recycle』シリーズはどんなライフスタイルにも、どんな食卓にも馴染むような、シンプルで美しいデザイン。
アーカイブ記事「ガラスとの会話」(第1章・第2章)のなかでも職人が語るように、シンプルなガラスだからこそ難しく、そこには熟練した技術が詰まっています。
まずは、毎日なにげなく使うグラスに、いつもの食卓で使う副菜用の器などに、『Sghr Recycle』はいかがでしょうか。

限りある天然の資源を循環

実は、ガラスというのはリサイクル性に非常に優れています。
だからこそ、もっと地球環境に負荷をかけない、限りある天然の資源(ガラスは主に砂が原料)を循環させていくような、ものづくりのあり方があるのではないか。
そのような想いから誕生したのが『Sghr Recycle』です。
暮らしを彩ることに加えて、暮らしを繋いでいく。
作り手だけでなく使い手のみなさんとも一緒に“次の”心地よい暮らしを描いていく、『Sghr Recycle』は、そのきっかけになるのかもしれません。

『Sghr Recycle』スペシャルムービー公開中

なぜ、『Sghr Recycle』は生まれたのか?どうして、作るごとに色が変わるのか?
リサイクルガラスでシンプルなデザインにした理由は?ガラスがリサイクル性に優れているとは?そんなことを、代表取締役の菅原が語っています。ぜひ、ご覧ください。

コレクション:SGHR RECYCLE

構成 / 文 / 写真 / 動画 山根晋
2020年11月