a cup

designed by
Mitsuo Akiyama

特徴やコンセプト

ずばり紙コップをガラスで作りました。使い捨てではなくて、繰り返し使えるものとしてサスティナブルを意識しています。でも紙コップは紙コップで好きなんですよ、紙という素材が好きですし。なので、リスペクトを込めて模しています。色展開は、まさに紙コップのような白とリサイクルカラーがあります。

デザインのきっかけ

名前にあえて、a(ア)を入れたのは、ひとつのカップからサスティナブルをはじめましょうということで。でも最初はサスティナブルなものを作ろうという考えからではなくて、直感で作ってみたいと思って。今年48歳になりますけど、年甲斐もなくワクワクしました(笑)あとサイズ感も、このぐらいのサイズが実はビールにちょうど良いんじゃないかと考えまして。

製造のポイントや難しい点

紙コップを模すために、側面の線や底のくぼみにはこだわりました。底のくぼみ具合を出すのに、ガラスをどのくらい温めるか、その状態を見極めなければいけないので、そこはなかなか難しいです。

どのように楽しんでもらいたいか

どんどん日常使いで使ってもらって、ちょっとビールを飲みたい時とか、もちろんウォーターグラスとしても良いですし。口に厚みがある加工をしているので、丈夫ですし。女性やお子さんでも使いやすいサイズです。

designed by
秋山 光男

Sghr の人気シリーズのブルーメや唎乃グラスなどを製造。ガラスの本質を追い求めながら、手触りの良さや、程良い大きさなど、ライフスタイルに合うデザインを目指す。自身のデザインに、エアーリップやアラなどがある。