design story / 前編

今年も Sghr の新作が誕生しました!あらたなガラスの輝きや表情、そして用途や可能性を求めた、工房での日々の結晶です。magazine では前後編の2回に渡り、それぞれの新作についての特徴やデザインのきっかけなどを聞き、まさに新作が工房で生まれるその様子を映像と写真記事で紹介しています。2023年の新作も、ぜひお楽しみください。

kagiroi丸いグラスをあたため、ガラスがくしゃっとなる一瞬の表情を閉じ込めました。
ゆらゆらと光が屈折してみえる陽炎のように、グラス越しの景色や質感をお楽しみください。

flutterヒラヒラと軽やかな姿は、溶けたガラスを水蒸気の力で膨らませ、遠心力で開き、重力で動きをつけて完成します。なるべく手を加えず、自然の力をカタチにしました。

michikake厚みの違いによる色の濃淡。
受ける光により変化する輝き。
見る位置により微かに満ち欠けする月。
日々変わる月の姿をガラスで表現しました。

fizzおはちの中心部にシュワっと泡がはじける器です。
お菓子やフルーツを盛り付けたり、ちょっとした時に使いやすい形をイメージしています。

play“ガラスに触れることを楽しんでほしい”そんなきっかけをつくりたいと思いました。
箸おき、カトラリーレスト、たくさんの組み合わせを楽しめます。ガラスであそんでみませんか?

teshioお塩やスパイス、オリーブオイルやソース、ナッツにも!食卓にささやかな光と影を添える5つの柄を楽しめる小皿です。

yaeグラスを上から覗くとお花のように見える、美しいグラスです。
サイズによって、お酒、ウイスキー、シャンパン、ビール、もちろんノンアルコールドリンクも様々楽しめます。

構成 / 文 / 写真 / 動画 山根晋
2023年3月