designed by
Nozomi Deguchi

特徴やコンセプト

箸置きではあるのですが、物として形を組み合わせたりして楽しめるおもちゃのような製品です。そういった意味があって製品名を「PLAY(プレイ)」としました。遊ぶように触って楽しんでもらいたいです。

デザインのきっかけ

箸置きを集めるのが個人的に流行っていた時期があって、でも箸置きって、食卓に一度置いたらそれっきりで、出番がなかなかなくなってしまうことが寂しいなと思っていて、もうちょっと関われるものがあると良いなと考えて、このようなデザインをしました。私自身、ガラスらしさを追求するよりも、ガラスに触るきっかけを作りたいという想いもあって。

製造のポイントや難しい点

ガラスを鋳物の形に流し込んで、上から同型の押し型を当てて作っているのですが、サイズが小さくてかつ角があるので、素早く仕事をしなければならないんです。ガラスの量も見極める必要もあり、色によってガラスの硬さも違うので、小さな製品ですが製造は意外に難しいです。

どのように楽しんでもらいたいか

箸置きとしてはもちろん、それだけでなく遊ぶように触って楽しんでもらえたらと思います。私はめだかを飼っているのですが、その水槽の中に入れていて、それも綺麗なんですよね。いろいろな組み合わせを見つけてもらって、楽しんでもらえたら嬉しいです。

designed by
出口 望未

下玉づくり、下巻きといったアシスト作業や、アクセサリー開発に注力。さりげなく、肌に馴染むようなシンプルなものを目指して日々製作している。アクセサリーの他、自身がデザインした代表作にのぞみがある。