design story / 2024 後編

ガラスのあらたな輝きや表情、それだけでなく用途やガラスのまだ見ぬ可能性を追い求め、さまざまな試行錯誤と発見を繰り返して誕生しました。magazine では前後編の2回に渡り、新作についての特徴やデザインのきっかけなどを聞き、映像と写真記事で紹介しています。ぜひ、新作が誕生するその様子や背景をご覧いただければと思います。

kyoku曲りを加えたグラスを作りました。
多くの時間を費やし、理想のカタチに仕上げた品。使い心地をぜひ味わってください。

souhait短冊をガラスで表現し、七夕の由来となる5色を揃えました。
軽やかに願いを込めて。

hogu体にあてて流れるように摩ってください。
なんとも心地よい時を感じていただけると思います。
オブジェにもなるキラキラの宝石のような、癒しのアイテムです。

morbi不透明の色が緩やかに漂う。
ガラスの柔らかく、優しい表情をお楽しみください。

vorago見ていると吸い込まれそうな「渦潮」のように、激しい渦の模様を施した酒器です。
徳利にお猪口を蓋のようにかぶせて、素敵な冠水瓶としても使えます。

petarosひらひらと華開いた花の上に降りた朝露のような、穏やかで繊細な泡の入ったお皿です。
お花(petalo)と、雫(ros)という言葉から、花に降りた雫という意味を込めました。

foret木をイメージした両面使いができる器です。
年輪模様の上にフィンガーフードや小さな器をのせたり、花器、盛り鉢としても楽しめます。

spirallyガラスをねじってできた螺旋模様。
その形状はカトラリーをしっかりと受け止めてくれます。

構成 / 文 / 写真 / 動画 山根晋
2024年4月
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