インディゴブルー

光を透す、ガラスの輝きや美しさは「色」があることで、さらに多彩な表情を見せてくれます。また、「色」が私たちに感情のようなものを運んできてくれるのであれば、暮らしのなかで「色」は、とても大切な役割を担っているようにも思えるのです。シリーズ「色と暮らす」今回はインディゴブルーを紹介します。

Sghr に3つあるブルーカラーのラインナップのなかでも、もっとも落ち着いた色味であるインディゴブルーは、慌ただしい日々に休息を与えてくれるような色。暮らしのどんなシーンでも馴染みがよく、落ち着いた調和を奏でてくれます。製品によって色の濃淡や、部屋のなかの光量によっても存在感に変化があり、さまざまに愉しむことができます。

暮らしに馴染みのいい色

着慣れたジーンズのような色

森の奥にある湖畔のような色

静かな休息を与えてくれる色

落ち着いた色味であるインディゴブルーも、光が溢れる窓辺に置くと、静かな煌めきがガラスの周囲に広がります。それは休息であったり、場合によっては瞑想のような時間の大切さを、はっきりと暮らしのなかに刻印しているようにも感じます。目が覚めるような青、という表現がありますが、まさに目をそっと閉じたくなるような色のインディゴブルーを、ぜひ暮らしのなかでお愉しみください。

構成 / 文 / 写真 山根晋
2024年6月
Sghr ARCHIVE