designed by
Mamoru Tsukamoto

特徴やコンセプト

下部にモコモコした形があって、グラスの内側を覗くと綺麗な線がいくつも重なったように見えるグラスですので、製品名も「重なる」という意味にしました。お酒の種類に合わせて、4つ違う形があります。

デザインのきっかけ

このモコモコした柄はモールといって、通常モールは内側に出るのですが、外側にモールを出してみたいと思って作ったのがきっかけです。そうしたらシンプルだけど、綺麗な形ができました。

製造のポイントや難しい点

底に向かってすぼんでいくような形を作るのが難しいです。これは型に入れてこの形を作っているのではなくて、重力で自然に伸びるようにしてこの形を出しています。微妙な加減が必要です。

どのように楽しんでもらいたいか

日本酒、シャンパン、ウィスキー、ビールとお酒の種類に合わせていろいろな形状がありますので、お酒が好きな人に楽しんでもらえたらと思います。持ちやすく飲みやすいグラスです。

designed by
塚本 衛

製造部の要として、半世紀に渡り Sghr の製造を支える。ガラスの美しい素材を、一つ一つ大事に日々ガラスと向き合う。代表作に三種の泡シリーズ「神秘的に立ち昇る泡」をデザイン。型吹きのほか、川プレート・カナといった宙吹きを担当。
Sghr ARCHIVE